太陽光発電は火が照っている時間帯しか発電しない

電気の使用量は、季節によっても違いますし、時間帯によっても異なり、1日の電気の使われ方は、昼と夜では2倍ぐらいの差があります。

電気は溜めておくことが出来ませんので、発電所はそれぞれの発電方式を組み合わせて電気を供給しています。

原子力発電は電気を作り出すベースとなっているのですが、一度燃料を入れたら1年間は連続運転ができますので、一定出力をして最も効率の良い連続運転を行います。

一方の石油や天然ガスを使った火力発電は、燃料のバルブの開け閉めで出力を調整する事ができ、電力需要の変動対応電力として使われています。

太陽光発電は火が照っている時間帯しか発電をしませんし、天候によって左右されますので、需要の変動には対応が出来ませんが、日中の一番電力を必要とする時間帯に、二酸化炭素の排出の多い石油火力発電がしようされるので、地球温暖化対策と言う意味では電力需要の多い時間帯に発電する太陽光発電は、二酸化炭素の排出量を抑える事のできる重要な発電方法なのです。

2005年のデータをもとに太陽光発電システムの価格をお伝えしようと思います。

1kWあたりの価格ですが、新築で設置する場合は54万円ぐらいで、既築で設置する場合は70万円で、平均価格は67万円です。

この67万円の内訳は、太陽電池モジュール43万円で、接続箱が16万円、設置工事が8万円となっていますので、これに1件当たりの平均設置容量をかけると、約260万円で太陽光発電のシステムを設置することができます。

太陽光発電モジュールについてですが、この太陽電池の需要はヨーロッパを中心に伸びてきており品薄な状態にあり、材料として使われているシリコンも余裕がなくなり増産できない状態で、2004年から価格が上昇しました。

世界の太陽電池の生産量は1.2ギガワット(GW)から1.7ギガワット、2006年には2.5ギガワットというように順調に伸びてきており、2007年には5.8ギガワットに達しました。

日本でも累計導入量は着実に増えていますが、固定買い取り制度(売電の価格と、買い取り年数を保証)を取り入れたドイツでの導入が伸び、2004年まで世界一だった日本は翌年にドイツに追い越されてしまいました。

太陽光発電の制約のない利用拡大を実現して、2030年までに100GWの累積導入量を目標に、日本電力の10パーセント程を太陽光発電で補えることを目指しています。

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